投稿日時 2024-01-22 03:46:42 投稿者 四季 このユーザのマイページへ お気に入りユーザ登録 |
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とある年の終わり頃、 久々にお手伝いさん以外誰もいない実家へと帰ったジレルだった が、リリーが無理を言ってついてきてしまったのだった。 突然の可愛い女の子の登場にお手伝いさんたちが歓喜したのは また別の話、だが……。 ◆ 年末、年越し目前。 一人本を読んでいたジレルのもとへやって来るリリー。 「ジーレルッ」 「どうした」 リリーはジレルに駆け寄ると、彼の頬へ一度軽やかにキスをする。 「来年もいい年になるといいね!」 「そうだな」 「長生きしてね!」 「またそれか」 ジレルの脳内には、 威嚇するナスカとしわしわになるヴェルナーの図が浮かんでいた。 |
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