投稿日時 2024-06-26 20:35:20 投稿者 四季 このユーザのマイページへ お気に入りユーザ登録 |
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「……さて」 男は小型のナイフを取り出すと、エアハルトの喉元にそれを突きつける。 「では早速。この刃でお前を切り刻むとしよう」 エアハルトは刃を突きつけられてもなお冷静な表情を崩さない、が。 「――なんてな」 直後、男の拳が腹部に叩き込まれ。 「っ!!」 それにはさすがのエアハルトも片目を閉じるように顔をしかめた。 「はっはっはは、騙されたなぁ? あー、おもしれぇ」 男はご機嫌だった。 だが、すぐに落ち着きを取り戻し男を睨み反抗の意思を露わにするエアハルトを目にすると 面白くなかったようで、直前までの楽しげな面持ちは消え去った。 「確かにてめぇは空じゃ最強だけどよ、 地上でも同じように最強かっていったらそーでもねーよな 多分」 男は腕組みをしながら拘束されたエアハルトの姿をみてニヤリと口角を持ち上げる。 「地に墜ちた鷲がどんな目に遭うか、俺様が教えてやんよ」 |
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