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投稿日時
2024-06-28 04:07:26

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四季

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それからも鞭による攻撃は続いたが、やがて、美女は鞭を薬品の入った瓶へと持ち換える。その瓶からとろりとした液体を取り出して手に滲ませると、美女はエアハルトに近づいた。警戒したような顔をするエアハルトを目にして、美女はにやりと不敵な笑みを浮かべる。

そして次の瞬間。
美女はぬるりとした手でエアハルトの腕に触れた。

「何す——ッ!?」

粘性の液体は傷にしみるものだった。

「っ……く……」

無数についた傷から溢れるじわじわと広がるような痛みに、エアハルトは声をこらえきれない。

「気持ちいい? ゆっくり塗ってあげるわ」
「ぐっ……ふざけるな、分かっていてそんなこと、を……」

腕、肩、そしてわき、と、美女はエアハルトの身体に液体を塗りたくってゆく。

そして、やがて、美女の手はエアハルトの腹部に滑り込んだ。

「やめっ……ッ、ぁ、うっ……く……」

腹の傷にもしみる薬品を塗りたくられたエアハルトは、目をつぶり口を開けて酸素を求めるかのように声をこぼす。

「ああっ……!」
「いい声ね、もっと出しなさい」
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