投稿日時 2024-08-22 11:23:29 投稿者 四季 このユーザのマイページへ お気に入りユーザ登録 |
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敵処理の任務を終えたアンダーは 味方がいる場所へ帰還するべく山中の道を歩いていた。 思いの外長期戦になったこともあり 汚れてしまったうえ若干負傷もしたが そんなことは彼にとってはありふれたことでなんてことのない ことである。 と、その時、草むらががさがさと音を立てた。 一瞬は警戒するアンダー。 しかしそこから現れたのが敵ではなくオイラーであることに 彼はすぐに気がついた。 「アン! ……良かった、無事だったのだな」 「こんなとこで何してんだアンタ」 「君のことが心配でつい探しに来てしまったんだ」 「アホか」 アンダーは呆れたような顔をする。 しかしオイラーはお構いなしに目の前の彼を抱き上げた。 いわゆる、お姫様だっこ、的な。 「疲れただろう、今は頼ってくれ」 「いやマジで下ろせ」 アンダーはややキレ気味になっているが、 オイラーはというと自身の行動に満足していてまったく気づいて いないのだった。 |
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